岩手競馬開幕週 斉藤晃のポイントレビュー

4月2日に水沢で開幕した今季の岩手競馬ですが、この3日間のいろいろなポイントを書いてみようと思います。

 

@   騎手成績

まずは勝ち鞍ランキング。

小林俊彦・・・6勝

村上 忍・・・5勝

菅原 勲・・・3勝

草地保隆・・・3勝

沢田盛央利・・・3勝

関本浩司・・・2勝

陶 文峰・・・2勝

佐々木 忍・・・2勝

南郷家全・・・2勝

村松 学・・・1勝

阿部英俊・・・1勝

齊藤雄一・・・1勝

関本 淳・・・1勝

須田英之・・・1勝

昨年200勝は逃したがリーディングの座を守った小林俊彦が6勝。しかし冬季間全国武者修行をしてきた村上忍が5勝、復活にかける菅原勲とベテラン沢田盛央利、そして穴男の草地保隆が3勝をマークしている。逆に昨年リーディング4位の板垣吉則がまだ0勝。もともとが4月中旬から始まる上山の騎手だったためスロースターターの感は否めないのだが、既に須田英之、関本淳の先輩2人は勝ち鞍を挙げている。次週に期待だ。

 

次に2,3着のランキング。

小林俊彦・・・2着4回 3着4回

村松 学・・・2着5回 3着1回

沢田盛央利・・・2着4回 3着1回

草地保隆・・・2着3回

菅原 勲・・・2着2回 3着3回 

陶 文峰・・・2着2回 3着2回

板垣吉則・・・2着2回 3着1回

阿部英俊・・・2着2回 3着1回

須田英之・・・2着2回 3着1回

村上 忍・・・2着1回 3着3回

関本浩司・・・2着1回 3着2回

南郷家全・・・2着1回 3着2回

坂口裕一・・・2着1回 3着1回

齊藤雄一・・・2着1回

山本政聡・・・2着1回

千葉 優・・・2着1回

関本 淳・・・3着5回

佐々木 忍・・・3着1回

菅原幸弘・・・3着1回

葛山晃平・・・3着1回

大坪 慎・・・3着1回

菊池康朗・・・3着1回

高松 亮・・・3着1回

小林俊彦はやはり2,3着も堅実に取っている。特筆すべきデータは関本淳の3着5回、これはワイド穴で狙ってみるのも面白い。特に「いぶし銀」沢田盛央利、「穴男」草地保隆とのワイドを狙って(もちろんそれなりの根拠がなければ買えないが)ワイドで万馬券も。

また、水沢開幕シーズンと言えば大化けする騎手が出てくる。今季は坂口裕一不気味な存在に。水沢の名門・村上ファミリーの一員になっているだけに有力騎手との2頭出しがあった場合押さえてはいかが?一方以前は「開幕アンチャン」だった大坪慎も最近は不振にあえいでいる。来週以降は大坪、さらに未勝利の木村暁あたりも要チェックしたい。

 

A   配当分析

では、どれくらいの配当が生まれているのか。各開催日の馬連配当の平均額を算出してみた。

4/2  8820円

4/3  3145円

4/4  1582円

初日は万馬券が2回飛び出しており、そのため平均額が8820円と跳ね上がってしまった。やはり競馬の開幕日は難しい代わりに当たれば大きい。それも馬場状態が把握できるようになると配当が下がるのはある意味必然か。

B   タイムの平均値

僕の競馬予想の礎となるタイムデータについて。まずは前年平均タイムの馬場差換算から割り出した基準タイムを公開する。

1300m 1.24.8

1400m 1.30.6

1600m 1.43.7

1800m 1.57.9

では、走覇時計を見てみよう。

4/2 1300m 1.24.2(C3)−1.25.0(C2)−1.26.4(C3)

     1400m 1.30.3(B1)−1.32.3(C3)−1.32.6(3B2)−1.32.7(C3)

     1600m 1.41.1(OP)−1.44.5(3OP)−1.46.7(3B1)

     1800m 1.59.2(B2)

4/3 1300m 1.25.1(C2)−1.25.5(C3)−1.25.9(C3)

     1400m 1.30.6(B2・C3)−1.31.0(C2)−1.32.8(C3)

     1600m 1.46.6(C2)−1.47.2(3OP)−1.48.2(3B2)

     1800m 1.59.9(B1)

4/4 1300m 1.25.2(C3)−1.25.3(C3)−1.25.8(C2)

     1400m 1.32.2(B2)−1.33.0(C3)−1.33.1(C3)−1.33.2(3C1)

     1600m 1.45.5(B2)−1.45.6(B1)−1.46.9(3A2)−1.47.7(C2)

今回の注目時計は2つ。4/2の1.30.3をマークした鞍と4/3の1.30.6をマークしたC3の鞍。

4/2(B1)は特別2鞍の後で行なわれており、思った以上の高速決着であった。勝ったトウキュウコマンドのほか、チュウオーソール、マロンベストも次走注目。4/3(C2)は2頭のマッチレースからマキバスピリットの勝利。競り負けたトーヨーサマーもこの時計なら胸を張れる。

逆に菜の花賞のジェベルリーヴァは常に漸進する競馬で最後は差してきたが、時計は当日C2どころか当歳B1級にも劣った。馬場差を考えてもダイヤモンドカップでは通用しないだろう。やはり本番はトレジャーファンド、リリーサージャンにウツミジョンソンが壁になっての三つ巴が妥当な線。

 

平均タイム推移(独自計算)

1300m 1.25.3−1.25.5−1.25.5

1400m 1.31.5−1.31.7−1.32.7

1600m 1.43.8−1.47.4−1.46.6(但し2日は特別の関係もあったため時計が早くなった)

 

以上で開幕週の岩手競馬ポイントレビューを終了する。

 

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